違和感の源泉は何だったのか? [掌上電脳(PDA)]
さて、ふとした疑問からこの記事を立ち上げてみたが、これまでも何回か取り上げてきた、『大きさ、重さ、画面広さ』の面から検証してみたいと思う。
【疑問の原点】
個人的に、W-ZERO3が初めて世の中にお目見えしたとき「さすがに人前でこれを電話機として使うのは恥ずかしいなぁ」という感想を持っていた。
W-ZERO3が発売されたのは2005年12月だが、その頃のケイタイはフィーチャーフォンが全盛期で、日本でスマートフォンを見ることは皆無であった。
当時感じた恥ずかしさの原点は何だったのか・・・他に使っている人が少ないだけで、実は今使ってみるとそんなに違和感がないんじゃないか?との期待を持ちつつ、大きさ・重さ・画面広さで、そのあたりを検証してみることにした。
【検証資料1:W-ZERO3シリーズ】
やはり、検証の原点となるW-ZERO3シリーズについて挙げてみる。
えっと、以下省略。シリーズとしてはこの後、アドエス、03、ハイブリッドと続くけれど、初代→esの変化が大きすぎる点、結局以降のシリーズは良くも悪くもesの路線を踏襲していった点、等を考えると、これ以上挙げる必要性はないと思う。
当時W-ZERO3で違和感を感じた原点は、厚さもさることながら、やはり70mmという横幅の要素が大きかったように思う。薄い記憶だが、携帯端末については横幅50mmでないと売れない、等という噂があった。実際、当時のケイタイは50mm代の横幅をキープしており、[es] の開発にあたっては、画面広さを犠牲にしてでも横幅にこだわったという記事を読んだ記憶がある。
【検証資料2:2012年夏モデル・auとdocomoの気になった端末たち】
2012年夏モデルのうち、気になった端末を挙げてみる。
・・・ここに来て、はたと困った。L-06D JOJOが大きい端末で、電話機として適さないのは明らかであるのだが、その他の端末も厚さ以外はW-ZERO3と違いがない。
厚さに原因があったのだろうか・・・・それとも、他に使っている人がいなかった環境に原因があったのか・・・・僕としては、後者であると思いたい。使う人がいない大きさの端末だったからこそ、あの時代には違和感があったのだ、と。
しかし・・・発売年に7年の違いがある上に、W-ZERO3はフルキーボード付属であることから一概に比較することはできないが、単純にW-ZERO3の厚さを半分にすると、ほぼ現在の最新機種と同等の大きさとなる。すごいことだ。
【参考資料:私の所有する(所有していた)端末たち】
私が所有している(していた)端末のうち、実際にSIMを刺せば電話機になりうる端末を含め、参考に挙げてみる。
発売日=購入日ではないとはいえ・・・・我ながら、なかなか勉強してます。
【疑問の原点】
個人的に、W-ZERO3が初めて世の中にお目見えしたとき「さすがに人前でこれを電話機として使うのは恥ずかしいなぁ」という感想を持っていた。
W-ZERO3が発売されたのは2005年12月だが、その頃のケイタイはフィーチャーフォンが全盛期で、日本でスマートフォンを見ることは皆無であった。
当時感じた恥ずかしさの原点は何だったのか・・・他に使っている人が少ないだけで、実は今使ってみるとそんなに違和感がないんじゃないか?との期待を持ちつつ、大きさ・重さ・画面広さで、そのあたりを検証してみることにした。
【検証資料1:W-ZERO3シリーズ】
やはり、検証の原点となるW-ZERO3シリーズについて挙げてみる。
幅×高さ×厚さ(mm) | 重さ(g) | 広さ・解像度・想定幅×高さ(mm) | 発売年月 | |
---|---|---|---|---|
W-ZERO3 | 70 x 130 x 26 | 220 | VGA_3.7inch_ 56.4 x 77.2 | 2005/12 |
W-ZERO3[es] | 56 x 135 x 21 | 175 | VGA_2.8inch_ 42.7 x 56.9 | 2006/7 |
えっと、以下省略。シリーズとしてはこの後、アドエス、03、ハイブリッドと続くけれど、初代→esの変化が大きすぎる点、結局以降のシリーズは良くも悪くもesの路線を踏襲していった点、等を考えると、これ以上挙げる必要性はないと思う。
当時W-ZERO3で違和感を感じた原点は、厚さもさることながら、やはり70mmという横幅の要素が大きかったように思う。薄い記憶だが、携帯端末については横幅50mmでないと売れない、等という噂があった。実際、当時のケイタイは50mm代の横幅をキープしており、[es] の開発にあたっては、画面広さを犠牲にしてでも横幅にこだわったという記事を読んだ記憶がある。
【検証資料2:2012年夏モデル・auとdocomoの気になった端末たち】
2012年夏モデルのうち、気になった端末を挙げてみる。
幅×高さ×厚さ(mm) | 重さ(g) | 広さ・解像度・想定幅×高さ(mm) | 発売年月 | |
---|---|---|---|---|
ARROWS Z ISW13F | 67 x 130 x 10.6 | 145 | HD_4.6inch_ 57.3 x101.8 | au 2012夏 |
MEDIAS X N-07D | 67 x 130 x 7.8 | 123 | HD_4.3inch_ 53.5 x 95.2 | docomo 2012夏 |
ELUGA power P-07D | 70 x 136 x 9.6 | 133 | HD_5.0inch_ 62.3 x 110.7 | docomo 2012夏 |
L-06D JOJO | 90 x 140 x 9.4 | 176 | XGA_5.0inch_ 76.2 x 101.6 | docomo 2012夏 |
・・・ここに来て、はたと困った。L-06D JOJOが大きい端末で、電話機として適さないのは明らかであるのだが、その他の端末も厚さ以外はW-ZERO3と違いがない。
厚さに原因があったのだろうか・・・・それとも、他に使っている人がいなかった環境に原因があったのか・・・・僕としては、後者であると思いたい。使う人がいない大きさの端末だったからこそ、あの時代には違和感があったのだ、と。
しかし・・・発売年に7年の違いがある上に、W-ZERO3はフルキーボード付属であることから一概に比較することはできないが、単純にW-ZERO3の厚さを半分にすると、ほぼ現在の最新機種と同等の大きさとなる。すごいことだ。
【参考資料:私の所有する(所有していた)端末たち】
私が所有している(していた)端末のうち、実際にSIMを刺せば電話機になりうる端末を含め、参考に挙げてみる。
幅×高さ×厚さ(mm) | 重さ(g) | 広さ・解像度・想定幅×高さ(mm) | 発売年月 | |
---|---|---|---|---|
T-Mobile G1 | 55.7 x 117.7 x 17.1 | 156 | HVGA_3.17inch_ 44.7 x 67.0 | 2008/10 |
TouchDiamond S21HT | 52 x 102 x 11.9 | 98 | VGA_2.8inch_42.7 x 56.9 | 2008/10 |
TouchHD | 62.8 x 115 x 12 | 147 | WVGA_3.8inch_49.7 x 82.8 | 2008/11 |
Xperia SO-01B | 63 x 119 x 13.1 | 139 | FWVGA_4.0inch_ 49.8 x 88.6 | 2010/4 |
IS11T | 63 x 128 x 15.4 | 187 | FWVGA_4.0inch_ 49.8 x 88.6 | 2011/9 |
発売日=購入日ではないとはいえ・・・・我ながら、なかなか勉強してます。
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