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ぶらり 豊田への旅 [旅]

 突然の思い付き(思いついたのは6月末)ではあるが、今日は休暇を取得して、西の方へ行くことにした。

 西の方、と言いながら、最終的には名古屋に行くことは決定しているのだが、あまり急ぐ旅程でもなかったので、その途中にどこかによって行こうかなぁ、と思っていた。

 いそぐことはない、ということで、行きは当然、高速バス。地図上でバスの停留所を見ながら決めた立ち寄り先は、豊田市。

 豊田市…平成の大合併で香嵐渓のある足助町も豊田市になっているが…は、名古屋に住んでいた時も近くて遠い存在だった。原因は明らかで、地域が内陸なうえに、土地柄(トヨタのお膝元)か、車以外の公共交通機関が弱いためだ。
高速バスの停留所を見ると、豊田ICが電車へのアクセスが最もよさそうだったので、静岡IC→豊田ICまでバスで行き、ぶらぶら歩きながら名鉄沿線に行ければよし!と安易に考えていた。


大きな地図で見る

 が…さっそく後悔することに。そもそも、東名豊田ICのバス停は、歩行者が訪れることを想定していない作りであり、一般道に出るまでにまともに歩道整備された道はなかった。また、運悪くICへの取付道路が工事中であり、ただでさえ不案内な土地でわけのわからない方向に歩かされてしまった。せっかくぶらぶら散策しようと思っていたのに、事前に頭に入れていた地図が全く役に立たず、結局PDAを取り出してGPSを起動し、ようやく自分の位置と進行方向を割り出して、最寄りの名鉄三河線土橋駅へたどり着くのがやっとだった。

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 しかし…IC周辺に限らず、歩道が整備されている道路は限定的である。歩行者には不親切な街だ、との印象が否めない。

 名鉄三河線は、平日昼でも15分に1本くらいのアクセスがあるため、あまり待たずに電車に乗ることができた。土橋駅から2駅で、名鉄の豊田市駅へ。

 名鉄豊田市駅は、三河線・豊田線と接続しており、また隣接の新豊田市駅(愛知環状鉄道)とも容易にアクセスできることから、この地域では中心的な役割があるようだ。とはいえ、三河線・豊田線・愛環と非常にローカルな路線であり、地元アクセスとしての重要性は理解できるが、周辺地域とのアクセスという意味では非常に閉鎖的(?)な環境にあることは間違いない。例えば、名古屋・岡崎・豊橋あたりから高速でアクセスできる鉄道があればだいぶ違う(それらの地域のベットタウンとしても期待できる)のだろうが、すべては沿線のトヨタ系工場のため、と印象がぬぐいきれない。

 周辺を散策しようと思ったが、天候が不安定で雨が降ったり止んだりの状態だったので、駅前の松坂屋をぐるっとひとまわりして、豊田線でさっさと名古屋方面に行くことにした。


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