百文は一聴に如かず カラヤン・チャイコフスキー「悲愴」 [古典音楽]
最近、クラシックの新譜を買うことはあまりないのだが、たまたま朝比奈隆の倉敷フェスティバルのCDを購入する機会があったので、以前から気になっていた、カラヤンの「悲愴」を購入・視聴した。
悲愴についてはこれまでも何枚か取り上げたが、ムラヴィンスキーが至上であることは変わりない。
カラヤンについては、何回か(7回?)録音しているようだが、これまで聞いたことはない。論評(文)はいろいろ聞いたことがあるが、やはり自分で聞いてみて判断してみたい、とおもい、購入した。
購入したのは、中でも評価が高めの、71年のEMI版。
ん~、録音のせいのなか、僕の聞く環境のせいなのか、遠くで爆音が響いているのを聞いている感じ。全く心に響いてこない。
ムラヴィンスキーの演奏を聴いていると、第1楽章だけでなく、他の楽章を聞いていても魂が揺さぶられるような音の響きを感じるのだが、そのような感覚は全くない。
僕は評論家ではなく、いち音楽愛好家にすぎないため、優劣を付けることはないが、主観的な好悪でいうと、好きではない。
まさに、百の論評より一の試聴。『百文は一聴に如かず』だ。
悲愴についてはこれまでも何枚か取り上げたが、ムラヴィンスキーが至上であることは変わりない。
カラヤンについては、何回か(7回?)録音しているようだが、これまで聞いたことはない。論評(文)はいろいろ聞いたことがあるが、やはり自分で聞いてみて判断してみたい、とおもい、購入した。
購入したのは、中でも評価が高めの、71年のEMI版。
ん~、録音のせいのなか、僕の聞く環境のせいなのか、遠くで爆音が響いているのを聞いている感じ。全く心に響いてこない。
ムラヴィンスキーの演奏を聴いていると、第1楽章だけでなく、他の楽章を聞いていても魂が揺さぶられるような音の響きを感じるのだが、そのような感覚は全くない。
僕は評論家ではなく、いち音楽愛好家にすぎないため、優劣を付けることはないが、主観的な好悪でいうと、好きではない。
まさに、百の論評より一の試聴。『百文は一聴に如かず』だ。
今日は昼から [古典音楽]
今日は何の日?2009 [古典音楽]
今日は、
・富士山静岡空港 開港
・天安門事件から20年
などあるでしょうが、私にとっては、ムラヴィンスキー氏(1903)の誕生日。
なにか新しく発売されたCDでも・・・とおもったが、いまいち。こないだ発売されたCDも怪しいかんじだし。
何か他にないかなぁ・・・・とおもったら、ちょうどいま読んでいる本が、ムラヴィンスキーの関係だった。
原本はかなり前に海外で発売されていたが、ようやく日本語訳本が登場した。
500ページ近いこともあり、まだ全て読み切れていない。いままで断片的に知っていたエピソードがほぼ全て網羅されている。時系列で書かれていることもあり、大変わかりやすい。
評伝ということもあり、ロシア系の人々の名前が多く出てくる。ちょっと時間がたつと「これは誰だっけ?」という感じで前に戻ってまた読み直して・・・と繰り返すので、なかなか前に進まない。
今読んでいるのは、ちょうどショスタコーヴィチの5番を世界初演するところ(95ページ)。まだまだ先は長い。
・富士山静岡空港 開港
・天安門事件から20年
などあるでしょうが、私にとっては、ムラヴィンスキー氏(1903)の誕生日。
なにか新しく発売されたCDでも・・・とおもったが、いまいち。こないだ発売されたCDも怪しいかんじだし。
何か他にないかなぁ・・・・とおもったら、ちょうどいま読んでいる本が、ムラヴィンスキーの関係だった。
叢書 20世紀の芸術と文学 ムラヴィンスキー 高貴なる指揮者 (叢書:20世紀の芸術と文学)
- 作者: グレゴール タシー
- 出版社/メーカー: アルファベータ
- 発売日: 2009/05/01
- メディア: 単行本
原本はかなり前に海外で発売されていたが、ようやく日本語訳本が登場した。
500ページ近いこともあり、まだ全て読み切れていない。いままで断片的に知っていたエピソードがほぼ全て網羅されている。時系列で書かれていることもあり、大変わかりやすい。
評伝ということもあり、ロシア系の人々の名前が多く出てくる。ちょっと時間がたつと「これは誰だっけ?」という感じで前に戻ってまた読み直して・・・と繰り返すので、なかなか前に進まない。
今読んでいるのは、ちょうどショスタコーヴィチの5番を世界初演するところ(95ページ)。まだまだ先は長い。
ムラヴィンスキーのSACD(チャイコ4&未完成のステレオ)・・・胡散臭いです [古典音楽]
現在、題記SACDが輸入盤で発売されている。レーベルはPraga。
1959年4月24日モスクワ音楽院大ホールで行ったレニングラード・フィルのコンサートで、なんとステレオ版、という売り込み。RussianDiscから同日のモノが出ていた、という話なので、手持ちの中から探したら・・・・あった。
表と裏。
某所にも書いてあるとおり、RussianDisc版にはこのように
同日、同ホールながら、違うオケが書いてある。個人的には、モスクワでのコンサートの場合(特にこの時期)は、RussianDiscにあるようにレニ・フィルではないと思う。
ちなみに、それぞれのトラックタイムは、次のように全く違う。
<今回のSACD>
<RussianDisc>
聞いてみても、2つの演奏は全く異なる。
さて、今回のSACD。確かにウレシイ発売であるのだけど『ちょっと胡散臭いなぁ』というのが、正直な感想。
まず、未完成。最初の1音目を聞いたときに「明らかに音が高い」と感じた。聴き進めてみても、やはり、高い。そして、早い。以前のPhilips版ショスタコ8番のように、ピッチが違うのではないだろうか?と思ってしまう。
そして、曲の冒頭に入っているノイズが、我が愛聴版の78年のレニングラード版(ウィーン版ではない)とそっくり。手元にあるCDのトラックタイムは<15:00/11:45>だが・・・そもそもピッチが違うので、単純比較はできない。(そもそも、78年のレニングラード版の録音についても、コンサートではなくリハーサルではないかといわれている・・・・『Yevgeni Mravinsky Legacy A Recording Listing』より)
そしてチャイコの4番。グラモフォンの60年ステレオ版ととてもよく似ている。トラックタイムは<18:42/9:15/5:48/7:53>と違うのだが・・・・響きがとても似ていると思う。ライブ版といいながら、客のノイズが一切無いのも怪しい。(
もともとの年代がほぼ同じだし、ムラヴィンスキーのこの曲に対する解釈もほとんど同じと推測されるから、同じように響くのはある意味当然かもしれないが、ホールが違うのにこんなに似るモノだろうか?
個人的なうがった見解を述べさせてもらえば、そもそもチャイコの4番はライブではなく、録音のための演奏。現在発売されているものは、継ぎ接ぎか、何回目かのテイクを収録したものだと思われる。その録音現場でテープを回していたか、別テイクのモノを入手すれば今回のようなものになるのではないだろうか?
1959年4月24日モスクワ音楽院大ホールで行ったレニングラード・フィルのコンサートで、なんとステレオ版、という売り込み。RussianDiscから同日のモノが出ていた、という話なので、手持ちの中から探したら・・・・あった。
表と裏。
某所にも書いてあるとおり、RussianDisc版にはこのように
同日、同ホールながら、違うオケが書いてある。個人的には、モスクワでのコンサートの場合(特にこの時期)は、RussianDiscにあるようにレニ・フィルではないと思う。
ちなみに、それぞれのトラックタイムは、次のように全く違う。
<今回のSACD>
<RussianDisc>
聞いてみても、2つの演奏は全く異なる。
さて、今回のSACD。確かにウレシイ発売であるのだけど『ちょっと胡散臭いなぁ』というのが、正直な感想。
まず、未完成。最初の1音目を聞いたときに「明らかに音が高い」と感じた。聴き進めてみても、やはり、高い。そして、早い。以前のPhilips版ショスタコ8番のように、ピッチが違うのではないだろうか?と思ってしまう。
そして、曲の冒頭に入っているノイズが、我が愛聴版の78年のレニングラード版(ウィーン版ではない)とそっくり。手元にあるCDのトラックタイムは<15:00/11:45>だが・・・そもそもピッチが違うので、単純比較はできない。(そもそも、78年のレニングラード版の録音についても、コンサートではなくリハーサルではないかといわれている・・・・『Yevgeni Mravinsky Legacy A Recording Listing』より)
そしてチャイコの4番。グラモフォンの60年ステレオ版ととてもよく似ている。トラックタイムは<18:42/9:15/5:48/7:53>と違うのだが・・・・響きがとても似ていると思う。ライブ版といいながら、客のノイズが一切無いのも怪しい。(
もともとの年代がほぼ同じだし、ムラヴィンスキーのこの曲に対する解釈もほとんど同じと推測されるから、同じように響くのはある意味当然かもしれないが、ホールが違うのにこんなに似るモノだろうか?
個人的なうがった見解を述べさせてもらえば、そもそもチャイコの4番はライブではなく、録音のための演奏。現在発売されているものは、継ぎ接ぎか、何回目かのテイクを収録したものだと思われる。その録音現場でテープを回していたか、別テイクのモノを入手すれば今回のようなものになるのではないだろうか?
すごいぞ、マタチッチ~我が祖国 [古典音楽]
年末、時間があったので、これまで買っていながら聴いていなかった曲を何曲か聴いた。
もっとも価値があったのが・・・・マタチッチの「我が祖国」!!!
宇野氏が書いているライナーノートの「我が祖国の過去の名盤といえばスメターチェク」という意見には、大いに反論がある。過去、この言葉を信じて実際にCDを買って聞いたが、少しも僕の心に響いてくるモノはなかった。わずかに第2曲「モルダウ」は、聴いたことがある曲だなぁ・・・と思った程度。
しかし、今回のマタチッチ版は・・・・やられた。マタチッチ版についての宇野氏の意見「第1曲「高い城」の冒頭、ハープが弾く“高い城”の動機の雄弁なこと!これだけで聴き手の心はわしづかみにされる。」は、全く的を得ている。何も知らずに、このハープの紡ぐ音をきいて、その美しさに心を奪われるのではないだろうか?
そして、第2曲「モルダウ」。とても美しくて、切ない。初めて聞いたときには、不覚にも涙がこぼれそうになった。何も考えず、音に身をゆだねることで、至福の時間が得られる。
2枚組で、非常に長い曲だが、無理をして全部聞く必要もないだろう。(聞かずにはいれなくなるが) とりあえず、前2曲だけでも聴いてみて欲しい。
マタチッチは、昨年末にかけてN響のライブCDが発売されたので、まとめて買っている。また、感想を書く機会もあるかと思う。
もっとも価値があったのが・・・・マタチッチの「我が祖国」!!!
スメタナ:連作交響詩「我が祖国」 マタチッチ指揮ウィーン放送響
- アーティスト: スメタナ,ロヴロ・フォン・マタチッチ,ウィーン放送交響楽団
- 出版社/メーカー: WEITBLICK
- 発売日: 2008/09/26
- メディア: CD
宇野氏が書いているライナーノートの「我が祖国の過去の名盤といえばスメターチェク」という意見には、大いに反論がある。過去、この言葉を信じて実際にCDを買って聞いたが、少しも僕の心に響いてくるモノはなかった。わずかに第2曲「モルダウ」は、聴いたことがある曲だなぁ・・・と思った程度。
しかし、今回のマタチッチ版は・・・・やられた。マタチッチ版についての宇野氏の意見「第1曲「高い城」の冒頭、ハープが弾く“高い城”の動機の雄弁なこと!これだけで聴き手の心はわしづかみにされる。」は、全く的を得ている。何も知らずに、このハープの紡ぐ音をきいて、その美しさに心を奪われるのではないだろうか?
そして、第2曲「モルダウ」。とても美しくて、切ない。初めて聞いたときには、不覚にも涙がこぼれそうになった。何も考えず、音に身をゆだねることで、至福の時間が得られる。
2枚組で、非常に長い曲だが、無理をして全部聞く必要もないだろう。(聞かずにはいれなくなるが) とりあえず、前2曲だけでも聴いてみて欲しい。
マタチッチは、昨年末にかけてN響のライブCDが発売されたので、まとめて買っている。また、感想を書く機会もあるかと思う。
アーベントロートの「悲愴」 [古典音楽]
続いて、アーベントロートの「悲愴」
解説を書かれている宇野氏は、中間の2楽章をほめて見えたが、僕は最終楽章を1番に挙げたい。で、2→3→1かな。全曲を通じて、確かに大芝居的であるのだが、あの遅めのテンポでじっくりと聴かせる第4楽章は、繰り返し聞きたくなる魅力が僕にはあった。ステレオだったら・・・・と思ってしまうが、無い物ねだりをしても仕方ない。
無い物ねだり、といえば、このCDのブックレットには、1954年にレニングラード・フィルに客演したときのアーベントロートの写真(曲目はチャイコフスキーの5番だそうだ)が掲載されている。指揮者を斜め右前から写している写真は、ムラヴィンスキーのものでおなじみの構図で、レニングラードフィルハーモーニーの大ホールのもののようだ。ムラヴィンスキー時代のレニフィルをアーベントロートが(しかもチャイコの5番を)振っている演奏・・・・聴いてみたかったなぁ。
<20080923 写真追加>
解説を書かれている宇野氏は、中間の2楽章をほめて見えたが、僕は最終楽章を1番に挙げたい。で、2→3→1かな。全曲を通じて、確かに大芝居的であるのだが、あの遅めのテンポでじっくりと聴かせる第4楽章は、繰り返し聞きたくなる魅力が僕にはあった。ステレオだったら・・・・と思ってしまうが、無い物ねだりをしても仕方ない。
無い物ねだり、といえば、このCDのブックレットには、1954年にレニングラード・フィルに客演したときのアーベントロートの写真(曲目はチャイコフスキーの5番だそうだ)が掲載されている。指揮者を斜め右前から写している写真は、ムラヴィンスキーのものでおなじみの構図で、レニングラードフィルハーモーニーの大ホールのもののようだ。ムラヴィンスキー時代のレニフィルをアーベントロートが(しかもチャイコの5番を)振っている演奏・・・・聴いてみたかったなぁ。
<20080923 写真追加>
アーベントロートの「第九」 [古典音楽]
最近キングレコードから、アーベントロートのCDがまとめて再発された。
一応全部買ったのだが(^^;)個人的に知らない曲もいくつかある。が、これがきっかけになって、よい曲を知ることが出来れば、それでよい。
この話は前にも書いたかもしれないが、知っている曲がどのように演奏されているのか、というのも楽しみだが、知らない曲を、どのように楽しませて聞かせてくれるか、というのも、演奏(CD含む)の楽しみである。むしろ後者の方が重要で、後者を教えてくれる人が『プロの芸術家』なのではないかと思う。
結論から言ってしまうと、今回の一連のCDにおいて、アーベントロートは僕にとってはそういう存在ではなかったのだが・・・・。
で、知っている曲の感想を。まずは、アーベントロートの「第九」。
録音の古さは、そんなに気にならなかった。
1~3楽章はよかったが、4楽章は個人的にはいまいち・・・・・歌唱は大きめに採れているんだけどね。1~3楽章にしても、時々理解不能なテンポの揺れ(意図的なのか、事故(原盤の問題?)なのかは不明)があり、ちょっと気になった。
僕にとっては、トスカニーニのように何回も聞きたい、というふうにはならないな・・・・。
一応全部買ったのだが(^^;)個人的に知らない曲もいくつかある。が、これがきっかけになって、よい曲を知ることが出来れば、それでよい。
この話は前にも書いたかもしれないが、知っている曲がどのように演奏されているのか、というのも楽しみだが、知らない曲を、どのように楽しませて聞かせてくれるか、というのも、演奏(CD含む)の楽しみである。むしろ後者の方が重要で、後者を教えてくれる人が『プロの芸術家』なのではないかと思う。
結論から言ってしまうと、今回の一連のCDにおいて、アーベントロートは僕にとってはそういう存在ではなかったのだが・・・・。
で、知っている曲の感想を。まずは、アーベントロートの「第九」。
- アーティスト: アーベントロート(ヘルマン),ライプツィヒ放送交響楽団,ズートハウス(ルートヴィッヒ),パウル(カール),ライプツィヒ放送合唱団,ライプツィヒ音楽大学合唱団,ベートーヴェン
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2008/08/27
- メディア: CD
録音の古さは、そんなに気にならなかった。
1~3楽章はよかったが、4楽章は個人的にはいまいち・・・・・歌唱は大きめに採れているんだけどね。1~3楽章にしても、時々理解不能なテンポの揺れ(意図的なのか、事故(原盤の問題?)なのかは不明)があり、ちょっと気になった。
僕にとっては、トスカニーニのように何回も聞きたい、というふうにはならないな・・・・。
クレメンス・クラウス&バックハウスのブラームスP協2番!! [古典音楽]
以前、発売中止になったモノが、再びアナウンスされていました!
早速ポチリましたよ、ええ。Amazonでも売っているので、今回は間違いないでしょう。
クレメンス・クラウスとバックハウスは、DECCAレーベルにモノ時代にいくつかベートーベンのP協を残していますが、P協の4番は、私はこのコンビのがベストではないかと思っています。
今回のブラームスには、DECCAでのモノ時代のシューリヒト版、ステレオ時代のベーム版、という強敵がいますが、果たして、これらを凌駕する出来のモノであるのか、非常に楽しみです。
早速ポチリましたよ、ええ。Amazonでも売っているので、今回は間違いないでしょう。
- アーティスト: クラウス(クレメンス),ウィーン国立歌劇場女声合唱団,モーツァルト,ヴェスターマン,マンチネッリ,ラヴェル,レスピーギ,ブラームス,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,バックハウス(ヴィルヘルム),ウラッハ(レオポルト)
- 出版社/メーカー: ニホンモニター株式会社ドリームライフ事業部
- 発売日: 2008/09/24
- メディア: CD
クレメンス・クラウスとバックハウスは、DECCAレーベルにモノ時代にいくつかベートーベンのP協を残していますが、P協の4番は、私はこのコンビのがベストではないかと思っています。
今回のブラームスには、DECCAでのモノ時代のシューリヒト版、ステレオ時代のベーム版、という強敵がいますが、果たして、これらを凌駕する出来のモノであるのか、非常に楽しみです。
バックハウス氏 没後39年 [古典音楽]
今日は、バックハウス氏が亡くなってから39年目、40回忌です。来年が、没後40周年になりますね。
バックハウス氏は、もっとも早くから録音に取り組んだピアニストのうちの1人であるため、メーカーにより正規に録音されたものが多く、ライブ録音が発売される機会が多くない。そのため、先日発売されたこのような輸入CDは珍しいものと言える。(この記事はすべてHMVのサイトよりキャプチャ)
この中での白眉は、間違いなくカイルベルトとの皇帝。昔、クナとの共演と言われていたものを購入して愛聴していたが、カイルベルトだそうだ。この皇帝が、バックハウスのものとして残された録音の中で最高だと思う。
ライブ版と言えば、ちょっと残念なのが、こちら。
7月頭にHMVで予約が開始された。7/2に予約したが、7/4に発売中止のメールが来た。当初、CD3枚+1cd-romと紹介され、CDの1枚目にはクレメンス・クラウス&バックハウスのブラームスP協2番が予定されており、また、cd-romにはバックハウスのサイン入りブロマイドのpdfファイル他が収録される、と聞いていたのだが・・・・非常に残念だ。
来年は没後40年。ライブ版について、もっと発掘が進むことを望みたい。
バックハウス氏は、もっとも早くから録音に取り組んだピアニストのうちの1人であるため、メーカーにより正規に録音されたものが多く、ライブ録音が発売される機会が多くない。そのため、先日発売されたこのような輸入CDは珍しいものと言える。(この記事はすべてHMVのサイトよりキャプチャ)
この中での白眉は、間違いなくカイルベルトとの皇帝。昔、クナとの共演と言われていたものを購入して愛聴していたが、カイルベルトだそうだ。この皇帝が、バックハウスのものとして残された録音の中で最高だと思う。
ライブ版と言えば、ちょっと残念なのが、こちら。
7月頭にHMVで予約が開始された。7/2に予約したが、7/4に発売中止のメールが来た。当初、CD3枚+1cd-romと紹介され、CDの1枚目にはクレメンス・クラウス&バックハウスのブラームスP協2番が予定されており、また、cd-romにはバックハウスのサイン入りブロマイドのpdfファイル他が収録される、と聞いていたのだが・・・・非常に残念だ。
来年は没後40年。ライブ版について、もっと発掘が進むことを望みたい。