第9短評-12 フリッチャイ(1957) [古典音楽]
12個目は、フリッチャイ&BPO。グラモフォン
- アーティスト: ゼーフリート(イルムガルト), フォレスター(モーリーン), ヘフリガー(エルンスト), フィッシャー=ディースカウ(デートリッヒ), 聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, フリッチャイ(フェレンツ), ベートーヴェン
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1997/12/03
- メディア: CD
データを見ると、1957/12,1958/1,4と書いてある。なんだかな?という感じ。
さて、聴いてみると・・・立派な演奏だ。全体的にはゆっくりとしたテンポ。だが・・・・これまでいろいろ聴いてくると、なんというか、あまり特徴のない演奏だなぁ、というふうに感じていた。第4楽章までは。
第4楽章。管弦楽部分~バリトン独唱の”O Freunde, nicht diese Töne!”~それに続く合唱部は、それまでの演奏と同じ、ジックリとしたテンポだ。
で、Allegro assai vivace,Alla marcia ・・・・・え、何?このテンポ。急に再生ピッチが変わったみたいに早くなった。そして、その速いテンポのまま最後まで。エラいロングスパートだ。
だけど・・・・・・・・・・・・・・・個人的にこれには賛成しかねる。ここまでの演奏が素晴らしかっただけに、とても残念だった。
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