第9短評-11 クレンペラー(1957) [古典音楽]
11個目は、クレンペラー&フィルハーモニア。EMI。
- アーティスト: レーブベリ(オーセ・ノルドモ), フィルハーモニア合唱団, ルートビッヒ(クリスタ), ホッター(ハンス), クメント(ワルデマール), フィルハーモニア管弦楽団, クレンペラー(オットー), ベートーヴェン
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1999/12/08
- メディア: CD
EMIには正規録音があるが、これはそれとは別テイクの、ライブ録音。正規盤の方は持っていなかったりして^^;
このCDを聴いていて感じるのは、録音の具合かもしれないが、打楽器(ティンパニー)がとても効果的に聞こえることだ。いやな感じはしない。もともと、ベートーヴェンの交響曲の中においてティンパニーは存在感のあるがっきだから、当然といえば当然だが。
演奏自体は、ジックリとしたもので大変格調高い。そして第4楽章最後のPrestissimo、大抵の指揮者がフルトヴェングラーよろしく荒れ狂うように演奏しがちなところも、むしろテンポを押さえて堂々と演奏・・・・ん~ちょっとテンポが不安定に揺れるのが気になる、かな。
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