デスクトップメイン 再構築～共有ファイル編

　昨日からデスクトップPCの再構築を実施しているが、１つ障害が。

　僕は、部屋の中でデスクトップPCのノートPCを使っているが、保存ファイルを一括管理するため、デスクトップPCのいくつかのフォルダを共有化していた。

　これまではWindows2000を利用していたが、今回、WindowsXP（Professional)にすると、ファイル共有に変化が・・・・




共有についてのセキュリティ設定が、ほとんどなくなっている。

　早速ググってみると、こんなサイトを発見。ふむふむ、XPにはこんな設定があるのね。



　ここは『推奨』と書いてあるように、デフォルトでチェックが入っているので、これを外すと、Windows2000と同じようなセキュリティ設定が現れるようになった。





　実はこれだけじゃないけど、詳しくはリンク先を参照。XPになって、２０００とはいろいろ変わっている。Ｗｉｎｄｏｗｓ系としては、表面上、ＮＴや２０００のＮＴ系ユーザと、９５→９８→Ｍｅの９ｘ系のユーザとを、ＸＰすべて吸収したため、『初心者に優しく』を標榜しているのかもしれないが、この件については『初心者に優しい』だけでは済まされない問題だ。（共有フォルダが、知らないうちに第３者にさらされる危険性がある）

　個人的には、これまでＸＰを使ってこなかった（避けてきた）ツケが今になって出ている、ともいえるのだが・・・

コメント 2

そうですね、この辺がXP ProfessionalとHome Edition の大きな違いでは。

大雑把に違いを言えば、
1. ドメイン参加により、ファイル共有などについての各種セキュリティの
集中管理やグループポリシー管理が出来る。(Win Serverで)
2. XP Professionalへリモート アクセスが可能といったところでしょうか。

UNIX系(Linuxなど）は、当初からマルチユーザーでの使用を想定した
OSなので、そのセキュリティ(パーミッション)が、かなりしっかりしてると思います。

Windowsの源流 MS-DOSはシングルユーザーを想定したOS、
その違いでは
ないかと僕は思っております。
by はんの木 (2008-05-25 23:17) 

はんの木さん＞
　コメント、ありがとうございます。
　ＸＰについては、基本的にはＮＴ系（２０００の後継）ですから、仕組みとしてはそれなりの（マルチユーザ使用を想定した）ものを持っているものの、Ｗｉｎｄｏｗｓ９５以降のライトユーザをもHOME Editionにより取り込んだことにより、マルチユーザの仕組みを意識させない覆いをかぶせてしまったことに問題があると思います。（HOME Editionにおける、Administratorの扱いがその象徴かと）

　今回の事象は、もともと２０００の後継、と位置づけられていた（はず）、XPのProfessional Editionでのことですので、個人的にはかなり違和感がありました。オプションとして簡易ファイル共有を提供するのはぎりぎり許容できるとして、「推奨」として、デフォルト設定しておくのは如何なものかと・・・・NTや２０００では、こんなことはなかったですからね。MS-DOSの問題だけではないかと思うのですよ。



by 虫盗塩寿 (2008-05-26 03:26)